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型に従って作られた人工歯について、出来具合を試していくのです。
かみ合わせという非常に重要なポイントもありますし、歯ならびや色、形といった外見的な要素もじっくりと検討する必要があります。
すべての要素について満足が得られるように、歯科医師は患者さんとじっくり相談し合い、夢のような「第三の歯」を作り上げていくのです。
そのようなプロセスをたどるため、アバットメントを取りつける処置をしてから実際に人工歯を入れて治療が完了するまでには、週1回通院して1ヵ月から2ヵ月を要します。
もうこの段階では人工歯を試してみたりするので、患者さんにとっても待ち時間は心はずむものになることでしょう。
医科でいえば免疫抑制剤の進歩により心臓移植も可能になったように、40年以上の「インプラント」の進歩の歴史の中で、2005年に大きな出来事がありました。
今から15年前に、日本審美歯科学会で発表された症例。
この症例の患者さんは現在でも良好な状態を維持している。
FDAが35N(ニュートン)以上の強さで固定したインプラントに関して、1次処置と同時にアバットメントの接続を認可したことです。
このことは1次処置と2次処置を同時に行うことができて、しかも安定期間を短くすることができるということを意味します。
同時に2つの処置が行え、患者さんの負担がより小さくなり、より早くよく噛むことができるようになったことは、世界の歯科医学者による努力のたまものと言えるでしょう。
また最近は、アバットメントもチタン製のほかに、ジルコニアという、より美しいものも出てきました。
さて、数回の通院を重ねた後、ついに人工の歯は完成し、人工歯根に固定される日がやって来ます。
これで、インプラント治療は完了です。
初めて噛みしめたときには、かつて失った歯を取り戻したかのような感動を体験されることと思います。
それに続く日々は、きっと再発見の連続となることでしょう。
おせんべいや沢庵を、音をたてて食べたり、気後れすることなく大きなロを開けて笑ったりするうちに、失いかけていた喜びや自信を実感するはずです。
患者さんによっては「いつの間にか体調が良くなった」「肩こりが消えた」といううれしい変化も見られることでしょう。
そのような喜びの声、具体的なインプラントの噛み心地、使用感などは、定期検査で通院する際にぜひとも担当の医師に聞かせていただきたいものです。
治療が終わった後には、先生の指示に従って定期的なチェックを受ければよいことになります。
遠方の方では年1回の方も多くいます。
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